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マッカーサーが好んだセブの邸宅が食の注目スポットに

ダグラス・マッカーサー陸軍元帥がセブ島で好きだった場所が、歴史を感じ、記念品に囲まれながら、おいしい食事を味わえる、ライフスタイル及びレジャー両面での注目スポットになっています。


“Circa 1900” (Sanjercas Ville Ext. Rd., Cebu City, Cebu)

この店はCasa Uno とCasa Dosで構成され、セブ島で100年以上の歴史のある、かつての元帥が好んだ邸宅を使っています。
「第2次世界大戦が勃発した当時、Casa Dosは日本軍のビサヤ諸島戦線の司令本部として使われました。その後、マッカーサー元帥がここを気に入り、よく滞在するようになりました」と、この建物を修復、改装したPrimary Group of BuildersのCEO、William Liu氏は説明します。

 

Liu氏によると、60ヘクタールの敷地はもともとセブ島に住む4名の裕福な地主、Sanson, Jereza, Castillo, Villa各氏の所有でした。この地区は現在、4氏の苗字の頭文字を取ったSanjercasvilと呼ばれています。

Jereza氏の邸宅は現在Casa Dosのイベント会場として使われ、その隣にあるCastillo氏の邸宅にはレストランCasa Uno、Cicada Catas and Bar、Noshery Bakery + Sweets、そしてCircaの看板料理をケータリングするCanvas Cateringが入っています。
歴史的な写真からCasa Dosの手すりにある銃痕まで、往時を忍ばせる記念品が店内のあちこちにあります。

「所有者のひとりがこの銃痕をそのままにしたいと願っていました。この邸宅て唯一、完璧ではないところです」とLiu氏は話します。

 

Circa 1900の料理は、この建物が持つ古き時代の雰囲気を完全なまでに引き立たせてくれます。

総料理長のSteve Shrimski氏はオーストラリア人ですが、フィリピンに10年在住しており、フィリピン人の妻Eyaさんは、Circa1900の業務執行担当です。

2人は調理担当チームと一緒に、店のコンセプトと食材を考えつつ、完璧な食の融合を生み出しています。
Shrimski氏が「当店の裏手に有機野菜の畑があります。

地元の農家や業者のことを大切にしながら、地元のものとわれわれの食材を組み合わせようと努力しています」と話します。

 

絶対に試して欲しいメニューには、細切れ豚肉とリンゴを詰め込んだフィリピンの紅山芋「ウベ」のラビオ二、スパニッシュチョリソとフィリピンのサツマイモ「カモテ」が入れてじっくり煮込まれた牛タンのポットパイ、ハーブとターメリックで香り付けされたトリュフ入りイカとエビのリゾットなどです。

デザートでは、カスタードプリンのトレスレチェケーキ、チョコレートスタウトケーキのストロベリージャム和え、マジャ・ブランカ チーズケーキなど。

生地は人気パン屋Titayのロスキロスで作られています。

 

Eyaさんは「当店が提供する国際的な料理は、環境に配慮し、地産地消で地球にやさしい食材で作っています。多くの方々を引きつけられただけでなく、これからもこの店に行こうと思っていただける存在になりました」と話します。

 

セブにおいでの際には是非立ち寄ってみては如何でしょうか。

 

 

[電話] (032) 272-9469, 0917-655-5005
[HP] http://circa1900cebu.com/
[Facebook] https://www.facebook.com/CircaCebu/
[Instagram] @Circa1900