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マニラ首都圏にある歴史の長いスペイン料理店8店

フィリピンとかつての宗主国スペインとの関係は、フィリピン人の食の好みにまで浸透しています。スペイン料理は今でもフィリピンで人気があります。競争が激しいフィリピンの料理界において、数十年以上、中にはスペイン統治時代から続く伝統と実績にあるレストランが多くあります。マニラ首都圏にある古くから続くスペイン料理店の中から、注文するに値するメニューはどんなものがあるかを紹介します。

 

Ambos Mundos

店はパランカ通り沿いから移転し、より現代的なインテリアに改装されましたが、1888年創業のAmbos Mundosは、フィリピンで現在でも営業する最古のスペイン料理レストランとされています。

派手さはありませんが、財布に優しい価格で食べることができ、現在ではスペイン以外の料理も提供しています。オリジナルのパエリア”Paella Manilena” (488ペソ)、チョリゾー(198ペソ)、イカフライ(268ペソ)から、チャプスイ(180ペソから)、魚のお粥(148ペソ)、家族連れ向けの量がある炒麺パンシット・カントン(998ペソから)などのフィリピン料理、中華料理も多く提供しています。

住所: 750 Florentino Torres St, Sta Cruz, Manila
電話: +63 2 7341160
営業時間: 要問い合わせ

 

Casino Español de Manila

スペイン人が1893年にエルミタで創業したこのクラブは本来、上流階層向けのレクリエーション施設でした。

その後、Casino Español de Manilaが地元民との繋がりを強化する目的で、どの市民が使えるように変更されました。

会員制のクラブですが、会員料金に10%上乗せをすれば非会員も食事を楽しむことができます。クラブ内にはスペイン料理がもてなされる小さなホールに加えて、プールやスポーツ施設もあります。パエリア、エビのアヒージョ、サングリアなどがおすすめです。

住所: 855 Teodoro M. Kalaw St, Ermita, Manila
電話: +63 2 5257604
営業時間: 要問い合わせ

 

Casa Marcos

スペイン人Marcos de Guisasolaにより1945年、ロハス通り(Roxas Boulevard)に開業しました。

Guisasolaは1960年代に母国へ帰国した際、自身の店をBen del Rosarioへ売却しました。

それ以降、この店はロザリオ家が経営し、人気料理のいくつかはメニューに残りました。ただし値の張る料理が多めです。

前菜料理には牛タンの炒めもの”lengua salpicao”(345ペソ), スペイン風シシグ(245ペソ), エビ(320ペソ)などがあり、メインデュッシュには、フィレミニョン(550ペソ)、牛の胃袋のトマトソース煮込みであるカジョス(365ペソ)、サフランのパエリア(895ペソ)などがあります。

住所: F121 Forbeswood Heights, Burgos Circle, Rizal Drive, Bonifacio Global City, Taguig
電話: +63 998 1791621
HP: www.casamarcos.ph
営業時間: 月 11時-22時、火-木 正午-23時、金・土 正午-25時 日 11時-22時

 

Alba Restaurante Espanol

1952年にスペインからやってきたDon Anastacio B de Albaが前身のAlba Cocina Espanolaをオープンさせました。

現在はAlba Restaurante Espanolの店名で、トマス・モラート通り(Tomas Morato Ave), マカティ、アラバンなどの首都圏にチェーン店展開をしています。

提供される料理はそのルーツに忠実で、驚くほどにたくさんのスペイン料理を楽しむことができます。

一例を出すと、ローストチキン(750ペソ)、バカラオ・ア・ラ・ビスカイナ(650ペソから)、レンズ豆のチョリゾー(220ペソ)、エビのトルティーヤ(380ペソ)などです。毎日行われているランチビュッフェ(大人695ペソ、子ども350ペソ)や、週末のディナービュッフェ(大人750ペソ、子ども375ペソ)もおすすめです。

住所: 38 Polaris Street, Bel Air, Makati その他マニラ首都圏に支店あり
電話: +63 2 8966950
HP: www.alba.com.ph
営業時間: 要問い合わせ

 

Dulcinea

今ではDulcineaはスイーツやパンなどを多く取り扱うチェーン店として誰もが知る存在ですが、原点はエルミタで1963年にスペイン人Santos Ruanosが創業した店です。

彼の祖父母はスペインでペストリーを経営していました。現在はチノイ(Tsinoy)一族が所有し、小皿料理、スープ、サラダ、パスタ、メインデュッシュなど、フィリピン風にアレンジされたスペイン料理のレストランです。

しかしながら、Dulcineaに行ってチュロス・コン・チョコラテ(118ペソ)を注文しなければ意味がありません。

きつね色になるまでじっくり揚げた、サクサクで柔らかいチュロスを甘苦くてトロっとしたホットチョコレートに付けて食べます。そのためにも、胃袋の余裕をもたせておいてください。

それ以外のデザートでは、カスタードプリン”leche flan”(45ペソ)、サンスリバル(75ペソ)、シルヴァナス(60ペソ)もおすすめです。

住所: 282 Tomas Morato Ave, Bgy Laging Handa, QC
電話: +63 922 9703761
HP: www.dulcinea.com.ph
営業時間: 月-日 7:00-22:30

 

Barbara’s

まるでタイムカプセルに足を踏み入れたかのようなBarbara’sでの食事。1972年オープンのこのレストランは、イントラムロス地区のプラザ・サン・ルイ(Plaza San Luis)の歴史的な建物の1階と2階にあります。

内装は建物が建設された当時から全く変わっていないかのような雰囲気を醸し出しています。

ピカピカな木製のパネル、シャンデリア、レースの敷物は見逃さないでください。

メニューはスペイン料理が多いですが、牛ひき肉のタコス(165ペソ)、ほうれん草のラザニア(245ペソ)、クリスピーパタ(675ペソ)などの世界各国の料理も楽しめます。

住所: Plaza San Luis, General Luna Street, Intramuros
電話: +632 5273893 Facebookあり
営業時間: 月-日 11:00-14:00, 18:00-21:00

La Tienda

レストランとグルメショップであるLa Tiendaは、1986年の開店以来、30年以上に渡って伝統的なスペイン料理を提供してきました。

ボリューム満点のスペイン料理、バスク料理の幅広さが自慢で、マヨルカ風のシーバスにエビと野菜の添え物(680ペソ)、エビのベーコン包み(325ペソ)などがおすすめです。

子豚のロースト(4,500ペソ)は前日までに予約が必要です。食事の後は、グルメショップでスペインアンチョビ、ムラサキ貝、塩漬け肉、焼き立てのパンなどのおいしいスペイン料理をおみやげとして買って帰るのもいいでしょう。

住所: 43 Polaris Street, Bel Air, Makati
電話: +63 2 8904123
営業時間: 月-土 11:00-23:00

 

フィリピンのスペイン料理はとても美味しくてお勧めです。個人的にはイカスミパエリアが大好き!みなさん是非お試し下さい!

 

 

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