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韓国 考②

前回どこまで書きましたかね。

色々韓国の新聞を読んでいるというところまででしたか。

 

韓国という国について思うところをもう少し書こうと思っていたのですが、あまり書くのはやめようかと思います。書くと悪口になってしまうところもありますし・・・

 

あの国を見ていると、いつも最終的に思ってしまうのが、”かわいそう”ということです。そりゃ、筆者もむかつきます。韓国起源説からはじまり、慰安婦、徴用工、レーダー、李明博の天皇謝罪発言、などなど枚挙に暇がありませんし、フィリピンでも慰安婦像を建てるよう働きかけたりしていて身近にも無視できない影響はあります。しかし、こうしたことを含めてかわいそうだなというのが、いつもたどり着くところではあります。

 

かわいそうだなというポイントは主に二つあります。まずは、国としてのアイデンティティーが確立していないこと。日本は米国に戦争で叩きのめされましたし原爆投下のように人道的に許されないこともされましたが、決定的な反米国家にはなっていません。これは、やはり強大な米国に戦いを挑み、そして敗れたといういわば後腐れの無い感情があるのだとは思います。もちろん原爆の直接に被害に遭われた方は大変な思いをされたことですし、割り切れない思いはあると思いますが、それを直接反米感情と言う形でぶつけることはあまりありません。それに対して韓国は屈折しています。韓国は日本を戦犯国として責めますが実は韓国は戦時中日本の一部であり、韓国系の日本軍人もたくさんいて、韓国も戦犯国でしかありません。そして、朝鮮戦争後米国の助けを借りて国を作って貰ったに過ぎず、自力で国を作ったという自覚に乏しいためアイデンティティに欠けてしまいます。日本における明治維新のような経験もありません。

 

そして、半島国家の悲哀ですが、周辺の大国の思惑にどうしても国の運命が翻弄されます。極端に言えば、誰も韓国のことを真摯に考えてくれません。

正直に言われれば、誰も朝鮮民族による統一国家樹立などという韓国の願いは叶って欲しくないのです。中国・アメリカからすればやはり緩衝地帯としての北朝鮮・韓国の今の構成は崩したくないでしょうし、日本も赤化した朝鮮半島国家ができるのが目に見えている中、のど元に中国の赤い刃を突きつけられるような半島統一国家の成立は、やはり避けたいところです。

周辺大国の思惑は一致していると思います。それは核の無い北朝鮮の実現と、二国家並立の維持です。

そこに朝鮮民族の悲願だとか、理想だとか、そいういった韓国・朝鮮人の願いや希望をかなえる発想は無く、ただ半島国家は自分の意志で自分の運命を決められないという冷徹な現実があるのみです。

 

ここに、どうしても憐憫を抱いてしまうのです。

 

海外にいるとどうしても韓国とのふれあいでもやもやすることも増えます。しかし、こういったことを考えながら、やり過ごす日々です。