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夜の野生の王国 - ズービック・サファリ

待ち望まれていた、ズービック・サファリで閉園後に行われるナイトサファリが始まりました。ナイトサファリでは、夜に物音を立てるライオン、トラ、ワニなどの動物に接近することができます。

ツアーはまずトラムに乗り、安全な距離からシマウマ、ブタ、馬、ダチョウなどの動物を眺めていきます。

しかし、ズービック・サファリは、実際に手で触れられるくらいの近さで動物を触れ合えることで有名です。ツアーのハイライトのひとつは、ライオンの檻へのツアーです。赤ちゃんライオンへの餌やりのときは最高のシャッターチャンスです。

心が癒された後はトラの登場で刺激的な気持ちに変わります。トラがトラムの目の前に近づき、ガイドの手から餌を掴み取ります。運が良ければ、トラがトラムの天井にある窓に飛び乗ってくるところも見られます。

餌やりはクロコ・ロコ・スワンプでも行われます。200匹ほどのワニが沼地の中から、見るからに腹を空かせた感じで口を大きく開けています。観光客はその上に架かる橋を渡ります。勇敢なツアー客が沼地の上から竿に付けた鶏肉をぶらつかせると、ワニたちは我先にとその餌を取り合います。

今度は人間がごちそうをいただく番。Aeta’s Inasalでは、フィリピン風にアレンジされた韓国バーベキューに似た料理を提供します。キムチや漬物野菜といった小鉢料理「バンチャン」に、レリッシュやナスが付きます。オリジナルのティノーラスープは、竹筒に入れられて調理されます。

一方で、先住民のアイタ族の人々が、ディナーのエンターテイメントとして、先祖代々伝えられているジャングルでのサバイバル術を披露します。

サファリツアー客は、料理を食べて満足した後、ナイトショーを楽しみます。ショーは動物たちの楽しいパレードで始まり、アイタ族の環境保護活動を描いた寸劇が続きます。その後、アイタ族の伝統的な踊りが披露され、ショーが次のパートに移っていきます。

LEDライトを使ったヒップホップナンバー、ドラムの音に乗せて踊るポイダンサーによる、LEDライトよりも明るいファイヤーショーなどのバラエティ・ショーが続きます。

ショーの後は、ひとりずつに猟犬が与えられ、彼らと一緒にEnchanting Forestを歩くツアーです。森の中はキラキラ光る緑と赤のライトに照らされています。
2018年4月からのズービック・サファリに新しく加わったのが、一晩を園内で過ごすことができるグランピング”GlampZ”です。ふつうのキャンプから一歩進んだこのグランピングでは、改造したトレーラーバンで泊まります。Wi-Fi、ケーブルテレビ、きれいなトイレとシャワー付きで、驚くほどに明るくて広いです。

それぞれの部屋には広いベランダが付いており、朝は、そこで家族揃って朝食を摂ると楽しさが増します。GlampZでは現在2つの部屋が利用可能ですが、最終的には4人くらい入ることができる部屋が12室まで増える予定です。

どの部屋も動物たちのすぐとなりにあり、玄関の目の前までやってくることがあるかもしれません。各部屋には、間もなく、伝統的な露天の焚火風呂”kawa”も備え付けられます。

ズービック・サファリを通じて一晩過ごすことで、ジャングルのど真ん中で暮らしているような感じになり、自然とより密接に親しむことができることでしょう。