常夏
猛暑の襲う中、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
わたしは、エアコンのきいた部屋でのんびりしつつ、たまにコンドミニアムのプールでぼーっとしています。
快適快適。
東南アジアは多くが常夏の国で、寒いのが苦手なわたしには天国のようです。
昔小学生のころか、地球上には常夏の国もあるんだよ、と聞いて、そんなことあるもんかと思いました。大人になって、常夏の国にばかり住んでいるのだから不思議なもんです。
常夏の国にいると、季節感がなくなり、過去のことを思い出しにくくなる気がします。日本のように、何年か前の秋にこんなことがあった、なんていうような過去の振り返り方ができません。全部夏ですから。
自然と今を生きるようになります。
日本と常夏を行ったり来たりしてると、常夏の時に未来に向かって行動を開始してることが多い。
今も将来どうしようかななんて妄想しながら、プールサイドて寝転がっています。
韓国 考②
前回どこまで書きましたかね。
色々韓国の新聞を読んでいるというところまででしたか。
韓国という国について思うところをもう少し書こうと思っていたのですが、あまり書くのはやめようかと思います。書くと悪口になってしまうところもありますし・・・
あの国を見ていると、いつも最終的に思ってしまうのが、”かわいそう”ということです。そりゃ、筆者もむかつきます。韓国起源説からはじまり、慰安婦、徴用工、レーダー、李明博の天皇謝罪発言、などなど枚挙に暇がありませんし、フィリピンでも慰安婦像を建てるよう働きかけたりしていて身近にも無視できない影響はあります。しかし、こうしたことを含めてかわいそうだなというのが、いつもたどり着くところではあります。
かわいそうだなというポイントは主に二つあります。まずは、国としてのアイデンティティーが確立していないこと。日本は米国に戦争で叩きのめされましたし原爆投下のように人道的に許されないこともされましたが、決定的な反米国家にはなっていません。これは、やはり強大な米国に戦いを挑み、そして敗れたといういわば後腐れの無い感情があるのだとは思います。もちろん原爆の直接に被害に遭われた方は大変な思いをされたことですし、割り切れない思いはあると思いますが、それを直接反米感情と言う形でぶつけることはあまりありません。それに対して韓国は屈折しています。韓国は日本を戦犯国として責めますが実は韓国は戦時中日本の一部であり、韓国系の日本軍人もたくさんいて、韓国も戦犯国でしかありません。そして、朝鮮戦争後米国の助けを借りて国を作って貰ったに過ぎず、自力で国を作ったという自覚に乏しいためアイデンティティに欠けてしまいます。日本における明治維新のような経験もありません。
そして、半島国家の悲哀ですが、周辺の大国の思惑にどうしても国の運命が翻弄されます。極端に言えば、誰も韓国のことを真摯に考えてくれません。
正直に言われれば、誰も朝鮮民族による統一国家樹立などという韓国の願いは叶って欲しくないのです。中国・アメリカからすればやはり緩衝地帯としての北朝鮮・韓国の今の構成は崩したくないでしょうし、日本も赤化した朝鮮半島国家ができるのが目に見えている中、のど元に中国の赤い刃を突きつけられるような半島統一国家の成立は、やはり避けたいところです。
周辺大国の思惑は一致していると思います。それは核の無い北朝鮮の実現と、二国家並立の維持です。
そこに朝鮮民族の悲願だとか、理想だとか、そいういった韓国・朝鮮人の願いや希望をかなえる発想は無く、ただ半島国家は自分の意志で自分の運命を決められないという冷徹な現実があるのみです。
ここに、どうしても憐憫を抱いてしまうのです。
海外にいるとどうしても韓国とのふれあいでもやもやすることも増えます。しかし、こういったことを考えながら、やり過ごす日々です。
韓進造船フィリピン 倒産
韓国の造船所のフィリピンドックが倒産し、フィリピンでは銀行に対する影響が懸念されています。
最大の債権をもっているのが、RCBCとも言われていますが、今後の行方が注目されます。
政府も金融不安が起きないよう、対策に乗り出しているようです。
中国企業がスポンサーにつくのではないかとも噂されており、ますます中国の存在感が大きくなりそうですね。
フィリピンはクリスマスシーズンも終わり年が明けて何か弛緩した雰囲気を感じます。みなクリスマスに気合いを入れすぎたのか、エネルギー切れなのでしょうか。
昨年のクリスマス商戦はあまり振るわなかったようで、年間の自動車販売台数も四十万台を割ってしまったようです。
大きな人口を抱えているのに寂しいことですね。
今年は選挙もありますし、経済の盛り上がりに期待したいです。
証券口座 開設完了
証券口座の開設完了のお届けがきました。
1日で開設作業完了。素晴らしいですね。
日本ではマイナンバーだなんだとうるさいのに、この簡潔さは素晴らしいです。
ま、システムエラーでまだログインできておらず、使い勝手などはまだなにもわからないのですが。
フィリピンの銀行システムは不安定なのか、ログインできないことが結構あります。BPI銀行なんか残高を間違ってしまったりすることもあります。銀行として致命的な気もします。
気を取り直し、ログインできましたら、早速少しだけ株を買ってみようかなとおもいます。
フィリピン 証券口座 開設申し込み
もともと株式運用が趣味と言うこともあり、フィリピンで証券口座を開設してみることにしました。
日本で証券口座を開設するときには手数料がどこが安いだなんだと色々比較検討して証券会社を決めていましたが、フィリピンで余剰ペソも少なく抑えている中でそんなに投資額も大きくなりそうではありませんし、フィリピンにおける投資がどんなものなのか?体験してみるのが主旨ではあるので、あまり真面目に比較検討はしていません。
プライベートの銀行口座がBDO Bankにあるので、BDO Nomura Securitiesに口座開設申請を出してみました。
Nomuraとついてるくらいなので、野村證券との合弁なのでしょうかね?そんなことも知らずに開設申請を出しているので、不真面目さがわかります。
BDOに口座を持っていると、開設申請自体は5分で終了します。
投資経験や投資スタンスを入力して提出、あとは審査を待つだけです。
今のところ提出した後何も反応がないので、どうなるかわかりません。
ホームページによると、2016年1月設立の野村證券とBDOの合弁会社のようです。
出資比率も何も記載がありません。あまり誰も気にしないのでしょうか。。。
他にもたくさん証券会社はあるようなので、興味があればご覧ください。
無事開設できたらメジャーどころの会社の株をいくつか買ってみたいと思います。
一風堂@グリーンベルト 続き
以前一風堂に関する記事を書きました。
グリーンベルトに宣伝が出ているという話を書いたのですが・・・
全然出来上がる気配がありません。
本当にできるのでしょうか・・・
全然できないので、近くに行った際にMOAの一風堂に行ってみました。
一風堂フィリピンのホームページはちょっと変わっていて、どこに店があるかとか、今後の出店予定とか肝心な情報が一切載っていないのです。普通アクセスとかありますよね・・・
ま、気を取り直していってみました。
えらいおしゃれな雰囲気で、あまりラーメン屋っぽくないですね。
客はフィリピン人が多い。
注文したのは白丸。具は大人の余裕を見せつけるべく全部乗せ!
依然日本で食べたときには赤丸も食べていたのですが、やはりオリジナルの白丸のがうまい。
全部乗せ、やってきました。
卵とのりときくらげと肉。
最近はやりの炭水化物ラストということで、すべての具をまず平らげます。
まず煮卵!筆者の煮卵愛を大昔に植え付けてくれた一風堂の煮卵!・・・
うーん、残念!いまいち!!味が全然しみてません。ただの半熟ゆで卵が崩れた感じです。
チャーシューは普通。
そういえば、結構好きだった取り放題のもやしの付け合わせがありません。残念です。
全ての具を食べ終わった後、麺。うーむ、普通。特に感動は無い。というか凪のがおいしいかもしれない・・・
とか何とか言いながらスープまで完食。
一風堂については難しいもので、昔の記憶が美化されすぎていて、あまり当時の感動に現実が追い付かないのです。これは東京で食べたときも同じで、よく酒を飲んだ後に東銀座の支店(今は無いのかな)によくふらふらと寄っていたのですが、その時にも毎回残念に思っていたのでした。
しかし、一年ほど前にヤンゴンの一風堂に行ったとき、思いもよらずおいしかったので、今回もうずうずしていったのですが、やはり美化された思い出にはかないませんでした。残念!
ま、たまには行ってもいいかな。
韓国 考 ①
東南アジアに長く居ると、韓国に関する評判は色々なところから訊くことになりますし、一緒に仕事をすることも少なくありません。
その評判を詳述することは今は控えますが、長い間韓国 Watchを続けてきた感想をしばらく書いてみたいと思います。
韓国と言う国に興味を持ったのは、日韓ワールドカップのときだったと思います。
90年代後半まではまだインターネットの影響もそれほど大きくなく、私は韓国と言う国についてほとんど知識を持ち合わせていませんでした。
正直日韓ワールドカップというものにもあまり興味はありませんでしたが、共催国だし同じアジアに属するしということで、韓国を応援するのは当然のものとして普通に韓国の応援もしていました。しかし、その頃から韓国に関する報道が耳に入ってきたのを覚えています。曰く、韓国は日本を応援しておらず、むしろ負けるのを願っている・・・と。
まだ純朴だった私はそれにショックを受け、さらにワールドカップにおける韓国寄りの判定などが続き、驚いた記憶があります。
それと前後して、ヤフーニュースの中に異様に日本に対して厳しい論調を張る記事が多くなってきました。今でこそかなりメジャーになってきましたが、韓国の新聞である朝鮮日報や中央日報の日本語版記事のヤフーニュースでの転載開始です。
当初私はこれが韓国のニュースの日本語訳であるとは気づきませんでした。当時あまり朝鮮日報や中央日報と言う名前を知っている人は少なかったと思います。えらい厳しい記事を書く人だなと思ったくらいでした。しかし、厳しい論調が続くので、興味をもって配信元を辿っていったところ、朝鮮日報・中央日報の日本語版にたどり着いたのです。現在も中央日報日本語版にはコメント欄があり毎日大荒れですが、当時は確か朝鮮日報の日本語版にもコメント欄があったと記憶します。
そこには日本に関する厳しい見方の記事のオンパレード。現在より日本に関する書き方は辛らつだったと思いますよ。
これを発見してから十数年、熱の入れ方はその時々によって変わりますが、今に至るまで両新聞のサイトを見ることは欠かしません。
このようなルートを辿る日本人は少なくないのではないかと思います。そして、この韓国の日本語メディアの韓国に対する見方への影響力は非常に大きいのではないかと思います。
日本の新聞の韓国語版と言うのはあまり聞いたことがありませんが、両新聞は日本語版を出しています。今となってはPVを稼ぐのに非常にいいツールになっているものと思われますが、最初はどういう意図をもって日本語版を作ったのでしょうか。
この両新聞の日本語版によって、アジア民族みな兄弟と言う甘い幻想を打ち砕いてくれたのは感謝していますが、日韓関係にこのメディアが大きくマイナスの影響をもたらしたこともまた事実かと思います。
このときから今まで私の韓国に対する興味は尽きません。
しばらく両新聞の日本語版を眺めていて、あまりの支離滅裂具合に、私はこれは本当に韓国語で書かれたものを正確に日本語に訳しているのか疑問が出てきました。更には、膨大なニュースのなかから日本に関するさらには日本に対する厳しい見方のみを日本語にして転載しているのではないかと言う疑いを持ち始め、韓国語を勉強することにしました。余談ですが、私は住んだ国の言葉はなるべく現地語を学ぶことにしています。英語でもコミュニケーションは取れますが、やはり現地語を話すと色々便利ですし、本音が聞けたり、だまされたりするということが少なくなるからです。
韓国語を勉強し始めてすぐ、日本と言う単語は覚えました。そしてその程度で両新聞の韓国語バージョンサイトに挑戦し、意外と日本という単語は少ないことを発見しました。やはり日本語版は日本に関する記事を中心にピックアップしているのかな。
残念ながら韓国語の勉強はそこで終わり。簡単な言語だと思っておりましたし、実際ハングルの初歩は非常に簡単なものでありましたが、初歩を過ぎると一気に難しくなり、新聞を読みたいという欲望のみでこのハードルを越えるのは難しいのでありました。
それ以来日本語版に戻ってWatchを続けているのです。
気が向けば続きを書きます。
クリスマス休暇の空港
昨年末のクリスマス休暇は海外で過ごしたのですが、マニラの空港はとんでもないことになっていました。
普段であれば、マカティから空港まで30分見ておけば十分なのですが、1時間半近くたっても着く様子が無く、飛行機に間に合うかどうかヒヤヒヤ。運転手に頼んでかなり強引に割り込んで貰ってギリギリ到着。
到着したかと思えば、空港に入る荷物検査に長蛇の列で、こんなの並んでいたら絶対間に合わない!ということで、Securityに袖の下です。。。最初は1,000ペソといわれ交渉して500ペソに。その500ペソから10ペソが入り口の番人に渡されて、無事空港の中へ。本当にギリギリのチェックインとなりました。
フィリピンのクリスマスを舐めておりました。。。反省。
年が明けて返ってきたときにはもう落ち着いていていつものマニラに戻ってました。
クリスマスツリーもあっけなく片付けられ、普段どおりのマニラに。
とはいえ、今年はいつまでも雨がしとしと降っていて、あまりからっとしていません。気候変動のあおりをうけてのことなのでしょうか。
相変わらず周囲では風邪も流行っているようで、気をつけねばならない今日この頃です。
クリスマスが近づいてきて
フィリピンはクリスマスモードでして、あちこちに巨大なクリスマスツリーが飾られ華やかな雰囲気になっています。
一方で、この時期になると途端に体感治安が悪化するのも確かでして。。。
今日ショッピングモールの中のKFCで急いでランチを取っていましたら、Tシャツを着た太った女性がふと隣に座り、何かタガログ語でしゃべりながら小銭を見せます。聞き取れるのはクリスマスクリスマスと言ってるのだけなのですが、モールの中のKFCの中でまで物乞いですか・・・
気持ちが悪いので無視をしながら貴重品にだけ気をつけていましたが、相手にされないとわかると隣のテーブルに移っていきます。
大きな病院もそばにあるので、白衣の方もたくさんおられ、女性はその一団にもTryしに行きます。
白衣軍団も怪訝そうな顔をしながら無視、その次のテーブルの看護婦さんらしい方は優しく5ペソ効果を渡していました。
せめてモールの中ではこういうことのないよう平和に過ごしたいのですが、この季節、中々難しいようです。
徴用工
ASEANにいると韓国企業との付き合いも増えますが、そんなに政治的な話をする機会はないと思います。
が、やはりこういう問題は微妙ですよね。
いつも不思議なのは、竹島問題にしても、徴用工の問題にしても、国際司法裁判所で白黒つければいいのに、と思うのです。
韓国人は世界の中でどういう風に見られてるのか、知りたくないのでしょうか。わたしは、日本の言ってことが正しいのか、知りたいです。もちろん日本人ですから日本政府の言ってることを正しいと思いたいですが、それが自己満足で世界の認識とずれてたらちょっと恥ずかしい。。。
国際常識が正しいとも限りませんが、少なくとも世の中の趨勢を知ることができると思うのです。
フィリピンやマレーシアでは比較的裁判や仲裁は身近です。自分に不利な結果が出ても淡々と受け入れます。
国際仲裁して、その結果が出れば双方の国民とも納得しやすいんじゃないですかね?
裁判には白黒つけるとともに、決定に対するjustificationを与えるものでもあります。
淡々と裁判か仲裁して、恨みっこなしということで、いいんじゃないですかね。
台風26号 (フィリピン名 Rosita)
台風26号は今日午前4時ごろルソン東北部 Isabela付近に上陸したそうです。
Localテレビを見ると北部はひどい風に見舞われているようです。
今は時速20kmで西に向かっているようです。
マニラ市内や、ラグナ、バタンガス方面は平穏で、雨も降っておらず、風もほとんどありません。このまま過ぎ去ってくれるといいのですが・・・
マニラから北部に行く一部の飛行機は欠航が出ているようなので、事前の確認が必要です。
各地に出ている警報は以下のとおりです。
特にSignal 3の地域は警戒が必要です。
この台風が過ぎ去れば、雨季もおわりかな。
Signal No.3
Isabela
Quirino
northern part of Aurora
Nueva Vizcaya
Ifugao
Benguet
La Union
Ilocos Sur
Mountain Province
Pangasinan
Signal No. 2:
Cagayan
Ilocos Norte
Apayao
Abra
Kalinga
Tarlac
Nueva Ecija
northern part of Quezon including Polillo Island
southern part of Aurora
Zambales
Pampanga
Bulacan
Signal No. 1:
Batanes
Babuyan Group of Islands
Rizal
Metro Manila
Laguna
Batangas
Bataan
Cavite
ハロウィン
週末もハロウィンモードは続きました。
ショッピングモールではtrick or treatが開催され、高級ホテルではコスチュームパーティが開かれました。
高級ホテルのロビーは子供が走り回り、店員にぶつかり、高級バーのピアノが好き勝手に弾かれ、カオス。
ま、それも数日くらいならいいかな。。。
さて、台風が近づいています。
またルソン島北部は大きな影響を受けそうですね。
電気代が高い!
フィリピンは電気代が高くて有名。
カンボジアと並んで高いです。
アジア通貨危機のときに政府補助金が削られたので、他のASEAN諸国に遅れをとっています。
特に今のような石油価格が上がっているときは、それはもう高いですよ。
うちのような一般的な家庭でも平均1万ペソ強、高い時は二万ペソ弱取られます。日本円で2万から5万、高すぎでしょ。
当然庶民はエアコンもなくくらしてますし、うちも扇風機大活躍。
また電気代が高いせいか、町が暗い気がします。ただでさえ治安悪いのに。。。
石油価格が下がりますように!
ハロウィン
週末もハロウィンモードは続きました。
ショッピングモールではtrick or treatが開催され、高級ホテルではコスチュームパーティが開かれました。
高級ホテルのロビーは子供が走り回り、店員にぶつかり、高級バーのピアノが好き勝手に弾かれ、カオス。
ま、それも数日くらいならいいかな。。。
さて、台風が近づいています。
またルソン島北部は大きな影響を受けそうですね。
安田さんの自己責任論について
ジャーナリストの安田さんという方が解放されたことについては、一人の男の命が助かりその家族が悲しまずに済んだという意味で非常に喜ばしいものでありましょう。
しかし、一つ海外在住者は心に留めておく必要があると思います。つまり、今回の件で身代金三百万ドルが払われたと、英語メディアも含めて広く報じられている点です。
わたしは勿論その真偽にふれる立場にありませんが、重要なのは日本人を誘拐すれば大金が得られる可能性があることが世界中に喧伝されたことにあります。
これまで、海外で多くの日本人がテロの犠牲に遭ってきましたが、その多くは巻き添えであって、あまり日本人を標的にしたものはなかったと記憶します。
今回も安田さんご自身で語っているように、外国人を見境なく拐っている連中による犯行のように思われます。
危惧されるのは、今回の身代金報道により、日本人そのものを狙う案件が起き始めることです。
フィリピンにいる者もいざというときは”自己責任で”身を守らねばなりません。言葉は悪いですが、安田さんの案件により、日本人が狙われる可能性が少し高まったことを自覚して、海外に滞在するリスクマネジメントを講じなければならないのです。