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ハロウィン

すごいですね、フィリピン人の行事にかけるエネルギーは。

ハロウィンをむかえ、オフィスはハロウィン一色にそまっています。ハロウィンをすっ飛ばしてクリスマスになってるところもたくさんありますが。

オフィスの中もハロウィンになり、子供が練り歩き大変なことになっています。子供が多すぎて、エレベーターも来てくれません。完全に仕事は止まってしまっています。

かざりも意外とその辺で買ってきたものではなく、大人たちが楽しそうに手作りしています。風船を吹いてみたり、紙でお化けを作ってみたり、本当の手作りで子供たちを迎えます。

仮装した子供たちがふらふらとオフィスの中を練り歩くのはかわいいものです。フィリピン人にとっては職場見学も兼ねているのでしょうか。

フィリピン人のこういうおおらかさ、嫌いではないですね。

ボラカイ島

ボラカイ島については、環境汚染の影響を懸念し大統領が半年間の閉鎖を決めておりましたが、早いもので半年経ち観光が再会されるようです。

しばらくは観光客の数が限定されるようですね。

さて、ドゥテルテ大統領、どうなのでしょうか。最近大統領の不健康説が流れたりして、一時の勢いがないような気がするのですが?

しばらくぶりに動静が報じられたのは、来年の上院議員選挙に立候補する自身に近い人の立候補届出に側近を引き連れて来たということでしたが。

ロケ大統領報道官も首になってしまったし、政権内部で何が起こっているのか気になるところではあります。

来年の上院議員選挙に向けてインフレが一つの争点になるでしょう。

フィリピンのインフレはこのところひどく、7%弱になっています。インフレは庶民の生活を蝕んでおり、石油製品の値上がり等から庶民の足であるジプニーの値段も急速に上がっています。インフレの原因の一つが昨年末に行われた税制改革第一弾によるものとされ、庶民の恨みを買っています。インフレは起きないから大丈夫!と太鼓判を押していた財務省のもくろみは脆くも崩れ去り、高インフレに見舞われて庶民は怒り心頭。ここに上院議員選挙が行われますが、一つの争点は税制改革第二弾です。税制改革第二段は、輸出向け企業いじめの税制で、雇用に影響が出るのではないかと懸念されています。

インフレで第一撃を受け、雇用で第二撃が繰り出されては庶民はやっていけません。ただでさえ石油製品や電気代の高いこの国で、庶民はエアコンもない家でつめに火をともすような生活を送っています。

来年の選挙に向け、この国の政治家がどのような政策を展開していくのか、見ものですよ。

誕生日パーティー

なかなか雨季の明けない今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さて、昨日お届けした知人の誕生日パーティーですが、素晴らしいものでありました。

家は一般的なマネージャーの家で、少し田舎の一軒屋。ベタ基礎ではありますが、2階建てのこじんまりしたこぎれいな家で、日本でいうニュータウンのようなところ。おそらく、新築で一千万円といったところでしょうか。

そこに再婚同士の夫婦と連れ子二人の計四人で仲良く住んでいて、ステイインのメイドさんもいる、そんな家でした。

そこに20人ほどの友人知人がサプライズで隠れ、主役が戻ってくるとみんなでいっせいにハッピーバースデーを合唱するというべたなものではありましたが、主役も喜んでいたし、なかなかハッピーな光景でございました。

家も、ニュータウンの中の殺風景なところとはいえまだ自然もあり、カエルもいたりして、風の通り道でもあり心地よい雰囲気。

集まった人たちは、勝手に家の中にあるものを食べ、主はにこやかに客人たちを歓待するという感じでした。

わたし自身は人付き合いが上手いほうでもなく、自分だったらこんなにたくさんの人が家の中を歩きまわっていたら落ち着かないだろうなーと思ってしまうほうではありますが、みんなの楽しそうな様子や主の歓待の様子をみていると、こういう人生の楽しみ方もあるのだなと思わされるものでした。

家族思い

フィリピンの人は家族を大切にするといいますが・・・

 

わたしの周りにいい年をした夫婦がいます。再婚同士の夫婦で(離婚が難しいといいますが、意外と周りには離婚してる人もたくさんいます)、両方の連れ子もいい加減おおきくなっている、ベテラン夫婦。

 

そのご主人がこのたび誕生日を迎えられました。フィリピンでは誕生日が特別な日で、みな大変な盛り上がりを見せますが、そのベテラン夫婦の奥様は、サプライズパーティーをするんだ!と、会社を休み旦那に隠れて、準備に大忙し。

 

旦那の上司も巻き込みながら準備を進め、サプライズパーティーの準備に勤しんでいます。

 

この純粋さと、明るさと、人生を楽しもうとする姿勢というのは、見ててうらやましくなるほどですよ。

もちろんこの人たちももともとは離婚しているし、全ての家族がこのように上手く言っているわけでもなく、もっと言ってしまえば育児放棄の上のストリートチルドレンなんていう問題もあるわけで、すべてがきれいごとではすまないのでしょうが、でも底流にあるこのフィリピン人の姿勢と言うのは、学ぶべきところがあるのかなとも思わされます。

 

さて、わたしも別に何の記念日でもないですがパートナーに手紙でも書いてみようかなという気になってきました。結構いいもんですよ、手紙。日ごろいえない感謝の気持ちなんか書いちゃったりして。

 

 

祖先を思う心

あるオンライン調査によると、フィリピン人の死者を思いだす割合はメキシコに続いて第2位だそうです。

3位はインドネシア、4位は日本だとか。


周りを見ていると意外と死に対しては淡白な人が多い気もするのですがね。一周忌のミサなどはみんな真面目に通ってるかもしれませんが。


日本に関してはどうなんでしょう。最近自分自身は墓参りなんぞ行った記憶がありません。祖先孝行せねばならんなとは思うのですが、現世のことで精一杯です。


客のクレームに心を閉じてほいほいと対応している姿を見て、爺ちゃん婆ちゃんはなにを思うのでしょうかね。


そんなつまらんことやめちゃえと思うのか、家族を養うために頑張っとるなと思ってくれるのか。

季節柄

フィリピンは気が早いことにクリスマス飾りが始まっています。が、ハロウィン飾りのところもあり混ざってますね。お祭り騒ぎの好きなフィリピン人らしいことです。


この浮かれた季節につきものなのは。。。スリです。


最近ちょこちょこ周りでも治安の悪化に関する噂が聞こえてきていますよ!


油断せずにいきたいところです。

マイコプラズマ

フィリピンでは最近疫病の話がやたらと聴こえてきます。


マイコプラズマなんかフィリピンではただの風邪のようなものですし、最近ではデング熱や、アメーバ赤痢も流行ってます。日本食屋で食べたものが原因でアメーバ赤痢にかかることもありますから油断なりません。


フィリピン人と話していても、やはり水で腹を壊すことが多いようで、水のマイボトルを持ち歩いている人も沢山います。


季節の変わり目です。気をつけましょう!

糖尿病

フィリピン人にはとんでもなくお腹の大きい人がたくさんいます。

そのお腹の大きい人達が、巨大なハロハロを頬張ったり、大盛ごはんを平らげたりしています。その上車社会なので歩く距離も短く、運動不足に陥ります。

フィリピンの会社では一体感醸成の為に歩け歩け大会を催したりもしますが、たかが5km歩いただけで膝が痛い痛いと騒ぐ人があとをたちません。大会終了後に杖までついてる人もいて、滑稽に感じてしまいます。

そんな風に笑っている我々も人事ではありません。交通機関が未発達な上に治安の問題から鉄道などには乗りにくいので、おのずと我々も車に頼ることになります。日本にいれば、通勤だけで5,000歩くらい、営業に出歩けば10,000歩くらい楽に稼げるものですが、たまにIphoneの万歩計など見てみると、平均歩数2,000歩とかでげんなりします。

こういうフィリピン社会、みんな健康なのでしょうか?糖尿になったりしないのでしょうか?

ということで、世界糖尿病連盟なる団体が、各国の糖尿病罹患率を調べてくれているので、見てみました。

 

結果は・・・

 

 

日本:7.7%

フィリピン:6.2%

 

 

負けている。日本がフィリピンに負けている・・・。ショック。

あんなにお腹の大きいフィリピン人より日本人の方が不健康なのでしょうか。世の中不条理です。

ちなみに、巨大ピザ&コーラがぶ飲みアメリカは・・・13% (!)。さすがです。これは尊敬に値します。ちなみにパプアニューギニアは15.3%だそうで、大変なことになっています。

 

話は戻りまして、ではフィリピン人は健康なのでしょうか?

ここからは筆者の推測になりますが、決してそうではないのだろうと思います。

もうすこし、日本とフィリピンの比較をすると以下のとおりだそうです。

日本:

成人人口 : 93,683,000

成人糖尿病罹患率 : 7.7%

 

フィリピン

成人人口: 60,327,000

成人糖尿病罹患率 : 6.2%

 

日本は高齢化が進んでおり、成人比率は全人口の約74%に対して、フィリピンはまだ若いので成人比率が約60%しかありません。更にフィリピンの人口構成はきれいな釣鐘型になっているので、この60百万人の成人の中に相当数の若年層が入っていると思われます。こうしたことを考えると、フィリピンにおける糖尿病の浸透がかなり進んでいると考えられるのではないでしょうか。

 

実際、フィリピン政府も糖尿病の増加に危機感をおぼえているようです。このまま放っておくと、罹患率が2045年には20%を超えてしまうのではないかという声も出ています。

フィリピンはかなりアメリカナイズされた国で、スーパーに行っても両手で抱えるようなアイスクリームがたくさん並んでいるような様子もよく見かけますが、一方で無糖緑茶のペットボトルの販売が好調とも聞きます。

そろそろフィリピン人もいまのような糖質漬けの生活から抜け出すときが来ているのかもしれません。

 

 

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風邪

ドゥテルテ大統領に関しては健康不安が出てきていて、側近が必死でそれを打ち消しています。セブで誰かと会ったりしたとか、写真を撮ったとか。。。

そういうことをすればするほど、疑わしく思えるのは世の常でしょう。本当に元気なら本人が出てきていつもどおり元気に薬物犯罪者を罵倒したりすればいいのに。

さて、フィリピンでは風邪がはやっています。インフルエンザやマイコプラズマ。日本みたいに気を使って自宅待機などする人はいないので、どんどん広がっていきます。気をつけましょう! 

 

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ドゥテルテさん③

大統領はちょっと前は弱音を吐いておりましたが、少し休んだのか任期まで仕事を全うする!と意気軒昂であります。

フィリピンではもう気の早いクリスマスシーズンに突入せんとしています。

お祭り騒ぎの好きなフィリピン人は9月から12月の4ヶ月に渡るながーいクリスマスシーズンを楽しみ、ちょっと休んでHolly Weekという年がら年中お祭り騒ぎ。

週末にレストランで外食したりすると、そこらじゅうでハッピーバースデーの歌が聞こえてきて、レストランの店員さんも声がかれてしまうのではないか、というくらい。

 

でも、光と影はどこにでもあるもので、フィリピンも高級ホテルやショッピングモールから一歩入ると、そこには裸足で物乞いをしたり、ごみをあさってる人達がうろうろしています。こういう人たちにレストランのきらびやかな世界に参加するチャンスは回ってきません。

それどころか、税制改革や世界的なエネルギー価格口頭のあおりを受けてインフレがフィリピンでも急速に進行しています。またドル高や、フィリピンの輸出競争力の低さからペソ安が物価高に拍車を掛けています。

フィリピンの成長率は非常に高いといわれていますし、人口ボーナスも続くので先行きは暗くないはず。しかし、ドゥテルテ大統領のインフラ偏重政策だけでは、心もとないかもしれません。

 

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新型出生前診断

少し前に出生前診断の記事を読みました。

母親の血液だけ採取して、それでトリソミーの診断がつくというものです。

命の選別につながるとして反対の声もあるようですが、生まれたあとの覚悟を決めたり、準備をしておくために有効ではないかと思います。


確定診断には羊水検査が必要なようです。


フィリピンでも羊水検査を受けることができますし、日本より安価です。


ただし、診断で陽性が出てしまってもカトリックの国なので、人工中絶は難しいのが実情です。


マニラにはマカティメディカルやセントルークに日本人デスクもあるので、問い合わせてみると色々教えてくれますよ。有料と言われることもありますが。

マニラ空港

マニラ空港(NAIA)の中国機の事故は大変なことになっているようですが、皆様どうお過ごしでしょうか。

現地の記事によると、空港で夜を明かした方も多かったようです。

木曜日に生じた事故が日曜日まで処理が長引くとはどういうことでしょうか。。。

よくわかりません。

周囲でも出張帰りにこの事故に遭遇し、帰って来れなくなった方が何人もおられ、阿鼻叫喚の様相です(大げさか)。

事故を起こしたXiameiという航空会社の対応もひどいようで、ただでさえ芳しくないフィリピン人の対中感情がますます悪くなりました。

早く収束するのを祈るばかりです。

 

 

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ドゥテルテ語録②

もう辞めたい!とドゥテルテ大統領が言い始めてしまいました。

いくら働いても政府の汚職体質は改まらないし、もう疲れた!

 

“I want you to know that I am thinking of stepping down because I’m tired. While I am not against or angry against anybody, my chase against graft and corruption seems to be endless and it has contaminated almost all government departments and offices.”

 

ドゥテルテはこれまでも同じようなことを言ってきたので特に驚きはありませんが、高齢であることと体調があまり優れないことから、本当に疲れ始めてしまったのかもしれませんね。

実際のところ、フィリピンに限らずどこの国でも汚職摘発はいたちごっこで、公務員の所得が上がらない限り、なかなか根絶することが難しいのも現実です。警察官の給料だけでは大家族を養ってはいけないですし・・・

とはいえ、公務員の給料を上げるにも財源が限られていますので、ドゥテルテさんの悩みもわかります。

一方で短期的な目線での政策を繰り返してきたこの国の政治にもその責任の一端があるのは明白です。財閥改革も全く進まず市場開放は進みませんし、ドゥテルテさんだってコンクリートインフラの増強に熱中して、その財源は外資企業からの搾取で賄おうとしています。

ドゥテルテさんに対しては、閣僚たちから休暇を取るようにという言葉も出てきています。休暇をとって落ち着いて政策を練り直すことが求められているのかもしれません。

 

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「究極のビーチリゾート」にパラワン島のエル・ニドが選出

カリフォルニアの旅行情報ウェブサイト”Venue Report”が、今年訪れるべき観光地のひとつにフィリピンの島を選出しました。同サイトはその中でもパラワン島のエル・ニドをインドネシアで人気が高い観光地バリの代わりに行くべき観光地に挙げました。

Venue Reportは、フィリピンのビーチに関して「2018年訪れるべき観光地の中では筆頭。素晴らしい岩石層、とても魅力的なサンゴ礁、そして真っ白な砂浜、まさに究極のビーチリゾート」と紹介しています。

エル・ニドは、Venue Reportが選出した「2018年大人気の観光地18箇所(そしてその代わりとなる穴場観光地)」(18 Places That Are Seriously Trending for 2018 (& Where to Go Instead))の一つに選ばれました。これは、昔から人気が高い観光スポットと同じく、息を呑むような素晴らしい光景がありながらも、それらの地と比べて観光客が少ない穴場スポットを選んだものです。この他には、タイの代替地としてスリランカ、モルディブの代替地としてセーシェル諸島などが紹介されています。

パラワン島は、今年、国際的な旅行雑誌”Travel + Leisure”の読者投票において、世界で6番目に素晴らしい島に選出されています。

2013年と2017年に世界で最も優れた島に選ばれたことがあるパラワン島は、人気観光地リストでは名が知れた存在ですが、今年はいくつかの伏兵に上位の座を奪われました。それでも、「パラワン島は今も素晴らしい島のひとつに数えられており、セブ島と共に人気を集めました」とTravel + Leisureは述べています。セブ島は同ランキングの8位に入っています。

この雑誌は以前にも、エル・ニドを「1月に絶対訪れるべきビーチリゾート ベスト15 (15 Best Beach Destinations to visit in January)」に選出したことがあります。

Travel + Leisureによると、他の人気が高い東南アジアのリゾート地同様、パラワンでも素晴らしい光景に出会える反面、観光客がそこまで多くない穴場としており、次のような旅行プランを紹介しています。

「エル・ニドのボートツアーに参加して、バキット諸島を巡るのがおすすめ。ボートは迫るように立つエメラルド色をしたカルストの絶壁を眺めながら、透き通るほどの青い海の上を通ります。その後カヤックに乗って、人里離れた白い砂浜に向かいます。1月の海は澄んでいて穏やかです。サンゴ礁の周りでシュノーケリングやダイビングを楽しむのに最適です」

Travel + Leisureはまた、青さが映える世界の13の海の1つとしてパラワンを選出したことがあります。

 

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ボホール島で過ごす24時間

今日はボホール島についてのコラムを御紹介!

 

飛行機でボホール島へ。そのついでにおいしいものを食べよう

ボホール島はマニラから直行便でわずか1時間20分の距離にあります。離陸したらすぐに到着します。 私はエア・アジアがボホール島まで1日3便飛ばしており、機内でおいしい食事を提供してくれると小耳に挟んだので、エア・アジアを選びました。安定したフライトと、親切で気遣いがあり、素晴らしい客室乗務員に満足です。 エア・アジアは先ごろ、新しい機内食メニューを追加しました(フライト前に注文するか、機内で購入することができます)。私はチキンのビコール・エクスプレスを注文しました。程よくクリーミーでかつスパイシーな1品でした。ビコール族の人から、本来、ビコール・エクスプレスには、かなりの量の唐辛子が入っていなければならないと教えてもらったことがあります。その名に恥じないビコール・エクスプレスに出会えてうれしかったです。辛いものが苦手な方には、チキンのカレカレ(フィリピン風シチュー)や新メニューのタプシログ(牛肉の甘辛炒めと焼き飯のセット)もあります。いずれにしても、旅の途中でおいしいものを食べることができるのは素晴らしいことです。

 

ずっと泊まっていたいリゾートホテル

私が宿泊したパングラオ島のアモリタ・リゾート(Amorita Resort)は、タグビララン空港からわずか30分のところにあります。アモリタ・リゾートに到着した瞬間、アロナ・ビーチの息を呑むような景色に圧倒されました。このリゾートホテルは崖の上にあり、階段を降りてすぐのところにあるビーチ全体を一望できるのです。私は設備が整った部屋にチェックインし、マッサージの予定を入れました。

リゾート内にあるシー・ツリー・スパ(Sea Tree Spa)ではさまざまな施術を体験できますが、その中で私は、親指の指圧が売りのドライマッサージを選びました。ものすごくリラックスできます。その後、リゾートホテル内のレストランバー、Tomarへ足を運び、スペイン料理をいただきました。ピンチョス、ガンバからパエリアに至るまで、美食のオンパレードです。個人的に気に入ったものは、イカのフライ「チョピート」です。チュロスを少しつまみながらサングリアを飲んで食事を終えました。Tomarは、子供の頃に兄弟と一緒に楽しんだ、昔ながらのスペイン料理の味を思い起こさせくれました。見慣れた料理であっても、すべてが素晴らしく調理され、特に味付けが最高でした。ここの料理にダメ出しなんてできません。

私は、朝早くのアロナ・ビーチを見たいと考えていました。ありえないくらいにがんばって早起きすることで、その希望は叶えられました。朝早くのビーチに広がる、粉のように細かな白い砂浜は特に素敵です。この時間だと、砂を触ると涼しさを感じ、ビーチにはまだ人がまばらでした。いろいろと思いを巡らせながらビーチをゆっくり散歩した後は、ホテルに戻りプールで泳ぐことにしました。プールで何往復か泳いでわかったのは、たまに運動するのもいいものだなってことです。まぁ、前日にチュロスを食べすぎたから、余計そう感じるのかもしれませんが、それに加えて、素晴らしい眺めがあれば、運動しようという気分が高まりやすくなるのもあります。

 

目と舌で楽しむボホール島

私はボホール島にはこれまで一度も行ったことがなかったので、誰かに案内してもらうのが最善だと考えていました。アモリタ・リゾートでは数多くのパッケージツアーが用意されており、それを通じて最高の体験を味わうこともできます。しかし、私は団体行動が苦手です。その代わり、私はハイヤーでの旅行を楽しむことにしました。7時間で2,600ペソです。私を担当してくれたウィンストンはとても素晴らしい運転手で、彼とツアーの内容を話し合って決めることができました。最初の目的地は、アモリタ・リゾートから1時間半ほど走らせたところにあるチョコレート・ヒルズ (Chocolate Hills)。説明不要、ボホール島へ行ったら必ず立ち寄るべきスポットです。60ペソの入場料を払い、奥歯を噛み締めながら、展望台に続く224段の階段を上りました。自分が明らかに運動不足であると自覚させられました。

息切れなんてしていないふりをしながら、展望台からの眺望を楽しみました。チョコレート・ヒルズは本当に素晴らしいところです。雨季に訪れたので、円錐形の丘は緑に覆われていましたが、夏になると茶色の丘になるそうです。正午前後にはとても暑くなるので、まだ涼しい午前中に行くことができたのはよかったです。カメラをポケットに入れて、最初の5分から10分くらいはその目でこの眺めを楽しんで下さい。写真撮影がぜんぜんうまくない私は、他の旅行客やツアーガイドを参考にして、最高の撮影スポットを見つけることにしました。親切なアメリカ人の夫婦が、私のために丘陵を背景にして写真を撮ってくれました。

ボホール島には、観光客が世界最小のメガネザル「ターシャ」と出会うことができる保護区域が2箇所ありますが、ターシャ観察区域 (Tarsier Conservation Area)はチョコレート・ヒルズから近く、チョコレート・ヒルズから降りていく途中にあります。 入場料50ペソを払うと、ターシャを間近で見ることができます。ターシャは本当に小さい動物です。そのため、どこを見たらターシャがいるのか、どの方向へレンズを向けるといいかを教えられるように、ガイドの立ち位置も工夫されています。私は何枚か写真を撮り、インスタのストーリーもアップして、保護区域を後にしました。街中へ戻る途中、車は人工森の中を走ります。ウィンストンが休憩エリアで車を止めてくれたので、何枚か写真を撮ることができました。道路の真ん中に立ってポーズをとると、映える1枚ができあがりますが、車は急に止まれません。車の往来には十分気をつけて、写真を撮ったらすぐに道端へ離れて下さい。

ランチの場所を探す前に、私たちはバクラヨン教会(Immaculate Concepcion Church)に立ち寄り、何枚か写真を撮りに行きました。 400年前に建てられたこの教会は未だに優美さを漂わせていますが、修理された鐘楼が、2013年にボホールを襲った恐ろしい地震を思い起こさせます。ウィンストンは口にはしませんでしたが、ボホールの人々があの地震からここまで復興させたことを誇りに思っているようです。

この教会から数分ほど車を走らせたところにある、地元の大衆食堂(トウロトウロ)”Socorro's”でランチを取ることにしました。私はウィンストンもランチに誘いました。彼がすばらしいガイドだという理由に加えて、私が多くの料理を注文するための口実がほしかったのです。4人前の料理を男一人で注文するなんて、単なる大食漢です。我々は、腸入りの野菜炒め「パクライ」、オックステールスープの「バルバコア」、豚の角煮「ハムバ」と豚肉の炒め物「シシグ」を注文ました。どの料理もおいしかったのですが、その中でもお気に入りはパクライです。牛肉のカルデレータ(ビーフシチュー)を思い浮かべてもらうとわかりやすいかと思いますが、一般的な牛肉の代わりに、レバーと牛の胃袋が入っています。本当においしいです。店の主人が、自宅用のマグロのカマをキッチンに持って入ってきました。その主人が「家庭料理」でも満足だったかと私に尋ねました。シェフでもある私は、それいうのを食べたかったんだよ!と答えました。ご主人によると、Socorro'sの得意とするのは、この町の家々がパーティーや集まりのときに提供するような家庭料理だということです。

心も胃袋も大満足した私は、帰宅の途につきました。そして、ボホール島で充実した24時間を過ごした一方で、私は現実の生活に戻る必要もあるのだと心に刻みました。ボホール島には、きっとまだ多くの素晴らしい場所があるはずです。そこを見つけたら、ターシャみたいに目が飛び出るほどの感動を味わえることでしょう。あと、私はアモリタ・リゾートの朝食ビュッフェで出されたベーコンをもっと食べたいです。

 

D27 地球の歩き方 フィリピン 2018~2019

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